SEとして生き抜くためのスキル

SEとして仕事を続けるためには、技術的な面はもちろん、それ以外にもさまざまなスキルが必要になります。
何かと厳しい世の中をエンジニアとして生き抜くために必要なスキルについて考えてみましょう。

ヒアリング力

よく誤解されやすいのは、「エンジニアはコンピューターを相手にした仕事だから口下手でも大丈夫」という認識。
これは全く逆です。

SEの仕事というのは、お客様の要望を的確に吸い上げてシステムを設計するもの。
何が求められているかをしっかり理解する能力が必要なのです。
そのためにすることは、お客様がどんなことで困っていて、それがどのような状態になることを望んでいるのかを聞くこと。
いきなり専門的な話をしても、相手はITの専門知識を持っていない場合がほとんどです。

まずはその企業がどんな仕事をしていて、業務を進めるためにどんな仕組みが必要なのかをヒアリングしてみましょう。
お客様自身も「何をどうしたらいいか分からない」という場合もありますから、一緒に現状を確認して必要なものをあぶりだすのです。

協調性・周囲への配慮

また、実際に作業が開始するとチームでの仕事になりますから、周囲との連携や周りへの気遣いも必要となります。
とくに上の立場となった場合は、チームのメンバーの状態に常に気を配っている必要があります。
進捗状況や困っていることはないかといった実務的なことはもちろん、健康状態やオーバーワークになっていないかについても目を配りましょう。

SEの仕事というのは、「無理をしてでも完成させる」というかたちになってしまいがちなもの。
そこにはうつ病やさまざまな健康問題のリスクも潜んでいます。
それに気づかずに部下を退職せざるを得ない状態に追い込んでしまい、後悔しているというSEの話も聞いたことがあります。
自分の仕事を進めながらの周囲への配慮は決して楽なことではありませんが、これも業務を進めるためには欠かせないのです。

幅広い知識

ITのスキルでは、幅広い知識を持つことが求められます。
「広く浅く」ITに関することや業界の動き、今後どのような技術が出てくるのかといったことを知っていると、仕事はずっと楽になります。
また、ITだけでなく、世の中全体の動きを把握するためにニュースなどには常に目をとおし、今どのようなことが注目されているのか、世の中のニースはどこにあるのか等についても目を向けることが必要ですよ。
またIT関連の最新情報は、英語で発表文章が出されることも多いので、ビジネス英語もエンジニアとして押さえておきたい分野です。